革の基礎知識
皮は主に食肉の副産物として生産されます。人類と皮革の歴史から皮と革のちがい、革ができるまでの製造工程など革の基礎知識を解説します。
スポンサードリンク鞣し(なめし)とは
古代の人々は、動物の皮を外衣として身にまとっていました。
しかし、皮のままでは硬くなったり腐食してしまうために、煙でいぶしたり動物の脂や草木の汁を使って加工することで、これらの欠点を補おうとしていました。この加工の工程を、「鞣し(なめし)」といいます。
「鞣し(なめし)」の方法として、古くは剥皮した動物の皮を乾燥して、叩いたり、擦ったり、揉んだりして線維を分解する物理的処理によって行われていました。その後、煙で燻したり、動植物の油を塗ったり、植物の渋(タンニン)に漬け込んだりして効果的に柔らかくすることにより「鞣し(なめし)」の技術は発展していきました。
元来、鞣し(なめし)の材料には、植物の渋(タンニン)などが用いられてきましたが、現在では化学薬品で処理されることが多いようです。
また、化学の進歩により、耐熱性や柔軟性、弾力性に優れており、伸びの大きな「クロームなめし」が登場しました。その後、タンニンなめしとクロームなめしのそれぞれの長所を組み合わせた、「コンビネーションなめし(混合なめし)」へと発展し、現在に至っています。
※鞣し(なめし)の種類はこちら